クム シルク 最大50%オフ
商品番号 | CDR6411 |
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制作工程 | 手織り |
サイズ | 132 x 215 cm |
厚み | 10 mm |
生産国 | イラン |
年代 | オールド(20~50年) |
経糸 | 綿 |
パイル | ウール |
ノット密度 | ~ 250 000 / m² |
イラン内陸の山々に囲まれた、アラック(旧スルタンバード)のすぐ北にある小さな村がサルークです。 19世紀後半から20世紀初頭にかけて、この村は絨毯作りが最も活発に行われた地域の一つであり、部屋に収まるサイズの最高級ペルシャ絨毯の一部はここで作られました。
西洋における絨毯の需要は高く、特に第一次世界大戦によるヨーロッパ市場の衰退後には、サルーク産絨毯の多くは米国に輸出されました。
サルーク産絨毯は、その品質、耐久性、およびスタイルによって人気となりました。高品質の丈夫なウールを使いペルシャ結びで作られた絨毯は、非常に厚くて密度の高いパイルで出来ています。正しくお手入れをすれば、数世代にわたって日常的に使用してもダメージが目立たないため、ご家庭用に向いています。
特に米国市場向けにデザインされたものをアメリカン・サルークと呼びます。これらの絨毯はもともと明るい赤錆色でしたが、米国市場で求められたのはもっと深く濃い色だったためあまり人気が出ませんでした。その結果、絨毯は米国に到着した後に再度染色されることとなり、そこから「Painted Sarouks(色付けされたサルーク)」と呼ばれるようになりました。
サルーク産絨毯にはさまざまなデザインがあります。特に絨毯中央にメダリオンを描いた柄や、クリーム、藍、淡い赤などの花のモチーフをあしらったオープンフィールドの美しいデザインが一般的です。