クム シルク 最大50%オフ
商品番号 | CDR6270 |
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制作工程 | 手織り |
サイズ | 290 x 390 cm |
厚み | 12 mm |
生産国 | イラン |
年代 | オールド(20~50年) |
経糸 | 綿 |
パイル | ウール |
ノット密度 | ~ 160 000 / m² |
ケシャンまたはカシャーンは、イラン中央部のイスファハーンとテヘランの間、カヴィール砂漠の近くに位置しています。イランで最も古い都市の1つで、かつてはシルクロードにおける重要な都市でした。
カシャーン産絨毯はペルシャ絨毯の中で最も有名で美しいものと見なされており、典型的な伝統ペルシャ絨毯と聞くと多くの人はカシャーン産絨毯の特徴を思い浮かべます。カシャーン産絨毯は、赤もしくは紺青のフィールド中央のメダリオンと、それを飾るアイボリーまたは赤のボーダーが典型的な特徴です。そのほか典型的なオリエンタルカーペットのイメージに総柄のデザインもありますが、これもまたカシャーン産絨毯の特徴のひとつです。
ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館にある世界的に有名なアルデビルカーペットも、16世紀にカシャーンで作られたと考えられています。 カシャーン産絨毯は高いノット密度をもつ非常に人気な絨毯で、砂漠の町サブゼバールで作られる高品質のウールによって作られます。サブゼバールの水は銅の含有量が高いため、ここではイランで最高品質のウールが生産されています。世界恐慌の始まりによってウール市場が崩壊するまでは、イランの最高級絨毯を作るため英国マンチェスターから輸入されたメリノウールが使用されていました。
これらの美しく印象的な絨毯は世界中で高い信用を得ており、職人の力量と伝統的なペルシャ絨毯の高さを窺うことができます。